アスリートの未来天使

世界で輝け!〜食・栄養から変えるコンディショニング最前線〜

肉を食べないトップアスリートたち。ヴィーガンダイエット

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ゲームチェンジャー:肉を食べないスポーツ栄養学

 

おうち時間に、

ゲームチェンジャー(The Game Changers)というドキュメンタリー映画を見ました。

 

「アスリートは肉を喰え!!」

 

と現役時代に叩き込まれてきた自分にとっては衝撃の内容です。

 

なぜかと言うと、アスリートが肉を一切食べないのです。

いえ、肉だけではありません。

魚介類も、卵も、乳製品も、動物性食品を全く食べないのです。

 

しかもただのアスリートじゃありません。

トップアスリートです。

 

それも世界一に輝くほどの。

 

欧米の人たちを中心に、プラントベース食

が徐々に増えてきているのは知っていましたが、

アスリートがここまできてるとは正直驚きました。

 

プラント(植物)ベース食とは、

動物性食品を全くもしくはほとんど食べない

ヴィーガンベジタリアン、フレキシタリアンなどを言います。

 

あのシュワちゃんもです。

 

「え?マジで!?」

 

シュワちゃんが肉食ってないって、ビックリじゃないですか!!??

 

 

そこでこのブログでは、

今後増えてくるであろう、プラントベースやヴィーガンにしようと思ってるアスリート、

いえ、アスリートだけでなく、

日々トレーニングしたり運動したりする人たちのために、

プラントベース食が効果的なのか否かについてお伝えします。

 

最初に結論、

正しくやれば、非常に有効

と考えます。

 


The Game Changers | Official Trailer

 

肉を食べない23人のトップアスリート

 

こちら の記事によると、23人のトップアスリートが

ヴィーガン(肉などの動物性食品を食べない菜食主義)であると

書かれています。

 

「いやまぁマラソンとか持久系のアスリートは、野菜ばっか食っててもなんかわかるよね〜」

 

と思いきや例えばこの人、パトリック・バブーミアンさん。

ゲームチェンジャーにも登場する、パワーリフターのアスリートです。

 

なんと、550kgを担いで歩いて世界記録を打ち立てました。

 

「肉食ってないのに、どうしてそんな体になんの?????」

 

www.greatveganathletes.com

 

そして誰もがよく知るカール・ルイスさん。

彼もまた、ヴィーガン食に変えてからどんどん記録を打ち立てたアスリートの一人です。

 

www.greatveganathletes.com

 

アスリートに肉を食べさせない実験

 

肉だけではありませんが、

アスリートや一般の人たちに動物性食品を食べさせない実験がいくつか行われています。

 

結果、

 

運動パフォーマンスは向上しませんでした・・・

 

一部、パフォーマンスが上がった人たちもいました・・・

 

「なんだ、パフォーマンス上がらんのかーーーい」

 

しかし、注目すべき点は他にもあります。

実験なので、結果はそんなにそんなに出ません。

 

いくつかの実験を通して、プラントベース食に変えることで

  • 体脂肪の低下
  • 血液がサラサラに
  • 酸化ストレスが軽減
  • 炎症が軽減

に繋がるということがわかったのです。

 

過酷なトレーニングで心臓や血管にダメージを受けるアスリートにとっては、

非常に重要なポイントだと思います。

 

肉を食べないプラントベース食にするときの注意点

 

改めてプラントベース食とは、「植物性食品主体の食事」ということです。

 

1日あたりの動物性食品の摂取量を、

カロリー換算で総カロリー10%以下、

もしくは100g未満にすべきと言われています。

 

100gと言うと、卵M2個です。

 

肉なんて・・・1食じゃないですよ、1日ですよ。

 

プラントベース食にするときに、ただ動物性食品をやめればいいかというと

そうではありません。

いくつかの注意点があります。

 

動物性食品から容易にとることができていた「たんぱく質」や「必須脂肪酸」、「鉄分」などの栄養素を

植物性食品から十分にとる必要があります。

 

つまり、今食べている以上に、

いろんな種類、そしてたくさんの量の、野菜、果物、海藻、ナッツ、豆類を

とる必要があるのです。

 

でないと逆に栄養不足に陥ってしまいます。

 

これはけっこう大変です。

もしかすると食費も増えるかもしれません。

 

それでもプラントベースにあずかる恩恵はあると思います。

 

「肉、魚を全く食べない」

というよりは、

「植物モリモリ、時々肉」

くらいのバランスがちょうどいいというのが私の主張です。

 

プラントベース食は、

特にアスリートにとってはまだまだ研究段階です。

 

なのでプラントベースに関するこのブログも、

 

つづく・・・

 

 

athletespoon.hatenablog.jp

 

 

  

#おうち時間